ただ、予算が限られている時は中古部材の購入になりますが、その際にも注意が必要です。
一般的に、中古部材=価格が安いという印象がありますが、中古相場は需給バランスによっても左右されます。
また、仮設工事の需要が多く足場メーカーの生産も間に合わない時期は、市場から足場部材が消えてしまい、中古の市場も高くなります。
中古の足場部材を購入する際、気を付けなければいけないポイントは品質です。
中古足場の販売店では、買い取った足場部材をそのまま、中古品として販売しているケースも多くあります。
検品済みの商品であれば、破損して使えないような部材はないはずですが、ペンキ汚れやコンクリ汚れ、錆など未整備の状態のものも販売されています。
仮設足場に最も求められるのは安全ですが、元請さんによっては足場の美観を求めるケースが増えてきました。
中古部材を購入する際には、価格の安さはもちろんですが、部材のきれいさや整備状況などの品質確認が必要です。